Công Trình は、石彫家とのコラボレーションによって生まれた私たちの初のジュエリーコレクションです。建築を象徴する素材である石を選んだことが、ベトナムの都市景観と、フランスの存在から生まれた混淆的なモダニティの遺産を見つめ直すきっかけとなりました。

1930年代以降、ベトナム人建築家とフランス人建築家の協働が相次ぎ、ハイブリッドで豊饒な建築が数多く生まれました。例として、ハノイのサークル・スポルティフ(フランス人スポーツクラブ)ではグエン・ヴァン・ニンとフランソワ・ラジスケ、ハノイ中央郵便局ではタ・ミー・ズアットとアンリ・チェルッティ、また混成事務所(ポール・ヴェセール、チュオン・ゴック・フー、グエン・ヴァン・ニン)による多くの計画が挙げられます。

そこには、ヴァナキュラー(地域の伝統的要素)を排除しないモダニティへの共通の嗜好が見て取れます。コレクションのインスピレーション源となったランドマークには、ハノイのフランス人スポーツクラブ、ハノイ中央郵便局、ダラットのパスツール研究所などがあります。

私たちは、これら象徴的な建築のラインに自らのトレースを重ねるようにしてジュエリーを描き起こしました。黒漆と真鍮の輝きの組み合わせが、量塊と空隙のコントラストをいっそう際立たせ、ベトナムの都市景観を現代的に描き出します。

カテゴリー:Công Trinh - Bâtiment - 真鍮、漆、石のジュエリー

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