職人


弊社は創業当初より職人の方々と直接お付き合いさせていただくことにより、相互の発展を促すという目的のために、長期的な関係を構築してきました。主に技能と仕上げの質を見て職人の方を選んでいます。多くはベトナム北部、ハノイ付近で仕事をされていますが、南部にも協力いただいている職人の方がいます。

ベトナムではある職人芸に必要な技能は同じ家族や村の中で親から子へと引き継がれていきます。弊社の製品も角の加工や石の細工、また漆塗りなどいろいろな技術を必要としますので、ひとつの製品に何人もの職人の手がかかっています。

弊社では中間業者を介さず、仕事の質により選んだ各地の職人と直接個人な関係を築き、長期的なパートナーシップを結んでいます。このようなやり方により私たちは職人たちとともに常に新たな技術や素材を模索しています。私たちと職人は一緒に前進してします。

素材

L’Indochineurでは角、石、漆など、ひとつひとつの製品に独自の外観と美しさを与える天然の素材を使っています。このような素材を扱い加工することは忍耐と細かさ、それに器用さが必要です。

弊社で使用している角はすべて回収品か家畜の角の再利用品です。

コレクションで最も代表的な素材についてお話しします。

アフリカコブウシの黄金色の角


アフリカコブウシの黄金色の角

アフリカコブウシ(学名 Bos Taurus)は黄金色と黒色が大理石模様に入っています。角はこの非常に特異な色である黄金色を職人が出せるように、綿密な選択を行います。

アフリカコブウシの黒の角


アフリカコブウシの黒の角

黄金色の角と同じように、黒の角もアフリカコブウシから取られており、従って黄金色が大理石模様状に入っています。職人は希望する色が出せるように角を選びます。

ベトナム水牛の黒の角


ベトナム水牛の黒の角

ベトナム水牛(学名Bubalus bubalis)の角はアフリカコブウシとは異なり、一様に黒です。


Laque

漆の使用は古来よりアジアの職人芸の象徴です。漆は伝統的にウルシノキ(ベトナム語Cây Son)の樹液より採取されるもので、何層にも塗り、数か月かけて乾かします。色の数は限られています。今日では職人たちは人工の漆を使用しています。

真鍮


真鍮

真鍮は主に銅と亜鉛からできた合金で、延性と展性に優れています。銅合金の中では最も一般的なものです。鉱石から簡単に製造することができ、製造方法は古代より知られています。


石

Cステアタイトは主成分をタルク(滑石)とする岩石で、天然では灰色を基調としながら、青、ピンク、赤銅、白などの色調もあります。研磨し彫刻することにより、サテンの光沢が出ます。

ベトナム水牛の骨


ベトナム水牛の骨

アジアの職人は古の時より骨を彫り、その価値を高めてきました。職人たちは骨のデリケートさや白い光沢を生かし、指輪、ブレスレット、箸置きなど極めて繊細なオブジェを作ります。

ベトナム水牛の蹄


ベトナム水牛の蹄

水牛の蹄は表面のダークブラウンに半透明の明るい木目模様が入り、光に満ちています。

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